在庫切れカラーの再入荷時期は未定です。
創業130年以上、早稲田の地で100年以上の長きに渡り着物を染め続ける富田染工芸による伝統的工芸品「東京染小紋」のブランド“SARAKICHI”のオリジナルネクタイです。
富田染工芸の創業が早稲田大学の創立年と同じ1882年というご縁もあり、このたび早稲田大学用に特別カラーで商品を作成していただきました。
美しい光沢と滑らかな手触りの高級シルクに、日本の伝統工芸による染を施された最高品質の逸品。
大切な方へのプレゼントにもおすすめできる確かな品質本物の1本です。
※チーフもございます。
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商品情報
・素材 :シルク100%
・色:燕脂×石竹(エンジ×ピンク)、憲法色×藁色(黒茶×黄色)、紺碧×消炭色(ブルー×グレー)
・長さ137cm、大剣巾:8cm
・日本製
●東京染小紋
1976年に国から伝統的工芸品の指定を受けた江戸時代の染織品の紋様。
小紋とは室町時代に発祥した型染めで、江戸時代の初期に武士の裃の染柄として広く普及します。
代表的な柄には鮫小紋や角通し小紋などがあり、柄は競い合うように小さくなっていき、鮫小紋の特に細かい柄である「極鮫(ごくさめ)」などが誕生します。
染めに用いられる細かな文様柄の型は、手漉き(てすき)和紙を貼り合わせてつくる地紙に彫師が熟練の手彫り技で完成させます。
●富田染工芸
早稲田大学の創立と同じ1882年に東京浅草にて創業した江戸小紋・江戸更紗等の染め工房。
1914年、浅草の工房そばを流れていた神田川を遡り面影橋の近く早稲田に工房を移設し、以来約100年五代に亘り当地で着物を染め続けてきました。
古くから継承されてきた伝統の技は、 和装だけでなくネクタイやスカーフ・ハンカチなどに形を変え、江戸時代から続く洒落心を今に伝えながら、現代の暮らしに添う染めへと進化を続けています。
東京五輪公式グッズとして話題となった「スカーフ」も同社の染めによるものです。
●SARAKICHI
130年以上の歴史とともに着物を染め続ける富田染工芸が展開するファッション小物のブランド。
着物の歴史とその伝統技術を基軸としながらも、現代に流れを乗せて新しいデザインを生み出すブランドとして、女性もののスカーフやストールのほか「小紋タイ」や「小紋チーフ」など、男性向けアイテムへとその枠を広げています。
近年では、ドイツのアンビエンテやパリでのメゾン・エ・オブジェなどの海外展示会での発表を重ね、国内外からの高い評価を得ています。
<ロゴについて>
工房近く神田川にかかる面影橋は広重の「名所江戸百景」に表現されており、当時太鼓橋であったことがわかります。
SARAKICHIのロゴは当時の面影橋がモチーフとされ、外側上部の半円が橋、下部は水面に移る橋を表しています。
橋の中にひらがなの「さらきち」を左右対称にデザインし、家紋のようなロゴとなっています。
●1882年
大隈重信が早稲田大学の前身である東京専門学校を創立した1882年、富田染工芸も浅草で創業。
同社はその後1914年に早稲田の神田川沿いに工房を移転し、以降100年以上にわたり両者は同じ早稲田の地で歴史を刻んできた。
●早稲田大学の学生の働きかけにより実現した製品
当商品は早稲田大学 文化構想学部 文化構想学科 社会構築論系の高野孝子教授ゼミの学生により企画されました。
グローバル社会-共生ゼミ5(サステナビリティを目指して)
『サステナビリティについて学ぶゼミで、サステナビリティの視点から伝統工芸品の現代的意義を明らかにしたいと考えました。
今に残るいいものを長く使うことこそがサスティナブルへつながると考えます。
早稲田地域が誇る伝統工芸品の素晴らしさを今以上に多くの人に知ってほしいと思い、商品を企画しました。』
●柄や色の決定も学生が中心に行いました
色は日本の伝統色と呼ばれる色の中から早稲田に関係の深い色を選び、相性の良い色との組み合わせました。
・燕脂×石竹:早稲田を象徴する色である燕脂を表に用いました。
・憲法色×藁色:裏地に藁色を使いました。日本では藁と言えば麦よりも稲穂ですね。
・紺碧×消炭色:早稲田関係者のテンションがあがる紺碧を表地に使用しました。
いずれもビジネスや式典でもご使用いただける落ち着きとシャープさ、柔らかな雰囲気を目指しました。
大切な記念日や節目の年に送る贈答品としても是非ご利用ください。
●柄説明
表柄:中鮫。伝統的な江戸小紋の鮫小紋柄。小さな粒が弧を描く様が鮫の肌に似ているためこの名がついたとされる。
裏柄:宝尽くし。吉兆紋様のひとつで、打ち出の小槌、隠れ蓑、宝鍵など縁起のいい文様が散りばめられている。
表地
柄:中鮫
鮮やかな臙脂、発色が美しい紺碧、上品な濃茶色である憲法色の3色はシルクの光沢を纏い何れ劣らぬ美しい仕上がりとなっています。
オリジナルBOX入り
両者の創立/創業年である1882をデザインしたコラボアイテムのロゴがデザインされたギフトボックスに入れてお届けします。
美しい光沢と滑らかな手触りの高級シルクに、日本の伝統工芸による染を施された最高品質の逸品です。
文化構想学部文化構想学科のゼミ生による企画
早稲田大学 文化構想学部 文化構想学科 社会構築論系
グローバル社会-共生ゼミ5(サステナビリティを目指して)【高野孝子教授】
『サステナビリティについて学ぶゼミで、サステナビリティの視点から伝統工芸品の現代的意義を明らかにしたいと考えました。
今に残るいいものを長く使うことこそがサスティナブルへつながると考えます。
早稲田地域が誇る伝統工芸品の素晴らしさを今以上に多くの人に知ってほしいと思い、商品を企画しました。』
色の選定もゼミ生たちが主となって行いました。
富田染工芸
早稲田大学の創立と同じ1882年に東京浅草にて創業した江戸小紋・江戸更紗および東京染小紋の染め工房。
1914年以来早稲田の地で大学とともに歴史を刻み続けてきました。
→富田染工芸webサイト
染色は色の調合から型の作製まで全て手作業で行われます。