池部正次氏は、清朝末期から中華民国への激動の時代に、北京の日本公使館書記官として活躍し、その様子は溥儀の自伝『わが前半生』にも記述されています。外交官として、溥儀の側近であった羅振玉、鄭孝胥、陳宝琛をはじめ、当時の政治家、軍人、文人とも親交があり、それらの人々から自筆の書画を贈られるとともに、自身も書画の蒐集に努めました。そのコレクションは、中国清時代を中心とする書画270点からなります。
・発売日:2013.9.24
・サイズ:297mm×210mm(A4)
・ページ数:77ページ
・価格:600円(税込)