縄文時代の人々は、身のまわりのさまざまな素材を巧みに利用して必要な道具を作り、使っていました。彼らの生活用具の高度な内容は、三内丸山をはじめ、近年の諸遺跡の発掘調査で次第に明らかになり、縄文文化観が見直されつつあります。人間の想像力と「手わざ」が一つになって日々の暮らしの「用の具」の利便のみならず、心に深みや彩りを、集団に連携の表象をもたらしてきたさまざまな「かたち」を読み取ってください。
・発売日:2001.12.3
・サイズ:297×210(A4)
・ページ数:24ページ
・価格:250円(税込)